ロバート・クビサが、セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)の自分に対するコメントによって気を悪くしたようなことはないと語った。
ベッテルは最近、クビサが8年間のブランクをへて2019年にF1復帰を果たすことになったのをうれしく思ってはいるものの、「チャンスを与えられるにふさわしい若いドライバーたちがいる」ことを考えれば複雑な心境になると語っていた。
2011年のF1シーズン開幕前に参戦したラリーレースで大けがを負い、その後血のにじむようなリハビリに取り組んでついに念願のF1復帰を果たすことになったクビサは、そのベッテルのコメントを気にはしていないと主張している。
「誰もが自分の意見を持っているものだからね」
「僕が復帰することを必ずしも全員がよろこんでいるわけじゃない。ほかのドライバーたちからすれば間違いなくそうだろう。それは普通のことだよ。競争が激しいからね」
母国ポーランドのラジオ局『RMF FM』にそう語った34歳のクビサは次のように付け加えた。
「それに、ベッテルだって僕よりもずっと若いわけじゃないしね。その一方で、F1に上がってきている若いドライバーもたくさんいるよ。僕のチームメート(ジョージ・ラッセル)みたいにね」