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カルロス・サインツ「自分がマクラーレンを引っ張っていく」

2018年12月11日(火)16:57 pm

フェルナンド・アロンソの後任として2019年にマクラーレンのドライバーを務めることになったカルロス・サインツが、チームをリードしていくために全力を尽くすつもりだと語った。

レッドブルと育成ドライバー契約を結んでいたサインツは2015年にトロロッソでデビュー。だがトップチームであるレッドブルへの昇格はかなわず、2017年のF1第17戦アメリカGP以降はルノーにレンタル移籍されていた。

サインツ自身はルノーでの続投を希望していたと伝えられていたが、ルノーはダニエル・リカルドと契約。サインツはその後同じスペイン出身のアロンソの後を継ぐ形でマクラーレンへ移籍することを発表した。

ルノーを離脱することについてサインツは次のように語っている。

「すごくいい友人たちと別れることになる。やり残したことがあるって感じがしているよ」

2018年にはチームメートのニコ・ヒュルケンベルグの後塵を拝することが多かったサインツだが、その理由は2018年型ルノーF1マシンの感触が自分にはうまく合っていなかったためだと主張し、次のように付け加えた。

「僕はいつだって自分に対する自信を失ったことはないよ」

ルノーF1プロジェクトを率いるシリル・アビテブール(マネジングディレクター)も、いつかサインツが再びルノーに戻ってくる可能性もあると示唆し、次のように語っている。

「橋が焼け落ちてしまったわけではないし、この先どうなるかは分からない。彼は若いし、我々だってそうだ」

「我々は彼がマクラーレンのようなチームのシートを獲得したことをすごくよろこんでいるよ。再構築が必要なチームではあるが、彼はその責任を負うことができるよ」

サインツ本人も、2019年にはルーキーのランド・ノリスと組むこともあり、自分がチームを引っ張っていかなくてはならないと次のように語った。

「経験を生かして頑張るつもりだし、1年の最初からチームを引っ張っていかなくてはならない。ランド(ノリス)はまだ学んでいるところだしね。マクラーレンにとっては新たなスタートだよ」

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