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来年のF1レース活性化のカギはレースごとのタイヤ割り当て見直し?

2018年11月29日(木)16:40 pm

F1公式タイヤサプライヤーのピレリは、2019年シーズンには各グランプリにおけるタイヤ選択を工夫することによってこれまでよりもスリリングなレースが展開されるようにしたいと考えている。

27日(火)と28日(水)の2日間にわたってアブダビで全F1チームによる公式タイヤテストが行われたが、初日のテストを担当したフェラーリのセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)は、2019年仕様タイヤは今年のものと基本的には同じだと語り、次のように付け加えていた。

「より興味深いのは、来年のタイヤ選択に関することだね。ピレリがどのサーキットにどのタイヤを持ち込むかということさ」

ピレリのF1プロジェクトを率いるマリオ・イゾラも、2019年にはこれまでとは違うコンパウンドを各グランプリに割り当てることでレースの面白さを増す試みに挑戦したいと考えているようだ。

「設計仕様とコンパウンドはすでに決まっている。だが、特定のグランプリにおけるコンパウンドの選択を変えることはできる」

そう語ったイゾラは次のように付け加えた。

「私もこの件についてドライバーやチームたちと話をしてきた。今のところ全員が歓迎するような明確な方向性はないものの、選択プロセスにチームも参加させたいと思っているよ」

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