ウィリアムズのチーフテクニカルオフィサーを務めるパディ・ロウが、来季ロバート・クビサを起用すると決めたことは間違っていないと主張した。
ウィリアムズは今季はフェリペ・マッサに代えてロシア人ドライバーのセルゲイ・シロトキンをF1デビューさせていた。だが、結局1年でシロトキンをあきらめ、8年間のブランクがある33歳のクビサを来季のドライバーに据えることになった。
ロウは、そのチームの決断に関して次のように語った。
「昨年(2017年)に注意深く評価プロセスを行った結果、我々はセルゲイを選んだ。そしてそれはいい判断だったよ」
「そのとき、ロバートは彼の最大の力を見せることはできていなかった。だが、12か月が過ぎ、我々も彼のことをもっと知ることができたし、彼に何ができるか、彼が我々に何をもたらすことができるかが分かったんだ」
そう語ったロウは、クビサの右腕に障害が残っていることなど全く問題ではないと次のように付け加えた。
「恐らく、外部の人たちはまだ疑問を抱いているだろうね。だが、チーム内にはそのことを心配している者など1人もいないよ」