ホンダは、今シーズン限りでチームを離れることになったブレンドン・ハートレーに対して、開発が進んだことへの感謝を表した。
ブレンドン・ハートレーは昨年の終盤2レースと今シーズンをトロロッソ・ホンダで戦ったが、来シーズンはF2で3位だったアレクサンダー・アルボンにシートを奪われてしまった。
ブレンドン・ハートレーは、ル・マン24時間レースとWECチャンピオンでもあり、ハイブリッドカーの経験は豊富だった。ホンダPUは飛躍的に向上したが、一方でハートレーは4ポイントしか獲得できなかった。
ホンダF1の田辺豊治(テクニカルディレクター)は、ハートレーに対して次のように感謝を述べた。
「ホンダの全員がハートレーとの一年を楽しみました。彼はハイブリッドPUの素晴らしい経験とル・マンとWECチャンピオンとして、常に非常に的確で有用なフィードバックを与えてくれ、エンジニアリング面で非常に心強かったです。そのフィードバックのおかげで、セットアップ作業の面で私たちの開発は加速し、年間を通しての進歩に貢献してくれました。ブレンドンありがとう。彼の未来を祈っています」