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【トロロッソ・ホンダ】2018年をランキング9位で終える/F1最終戦アブダビGPレースレポート

2018年11月26日(月)5:25 am

トロロッソ・ホンダが、F1最終戦アブダビGPを次のように振り返った。

●【画像:決勝レース結果】2018年F1第21戦アブダビGP決勝レースのタイム差、周回数、ピット回数

■トロロッソ・ホンダ:F1アブダビGPレースレポート

シリーズ最終戦となるF1第21戦アブダビGP、決勝レースが午後5時10分より行われた。アブダビの日没は午後5時33分で、レースは日没を挟んで行われるトワイライトレースだ。スタート時、気温32℃、路面温度35℃というコンディションで、55周の決勝を迎えた。

シリーズ最終戦に挑むレッドブル・トロロッソ・ホンダの2台は、ブレンドン・ハートレーが16番手から、ピエール・ガスリーが17番手からのスタート。ガスリーは予選でトラブルが発生したPUをストック品に交換し、レースに臨んだ。ハートレーはウルトラソフトタイヤで、ガスリーはスーパーソフトタイヤでスタートを切った。

■決勝レース

午後5時10分にフォーメーションラップがスタート。好スタートを切ったガスリーは、スタート直後に14番手にポジションアップした。

ターン9でルノーのニコ・ヒュルケンベルグが横転するアクシデントが発生。これによりセーフティカーが導入された。このアクシデントの影響もあり、ハートレーはフロントウイングにダメージを負ってピットインを余儀なくされ、1周終了時点でピットに戻り、フロントウイングを交換し、スーパーソフトタイヤに履き替えてコースへ戻った。ガスリーは13番手、ハートレーは19番手でセーフティカー先導の走行が3周終了まで続いた。

6周目にはフェラーリのキミ・ライコネンがコース上にストップし、バーチャルセーフティカー(VSC)が発動される。このタイミングで上位車がタイヤ交換のためにピットインを行い、ガスリーは10番手にポジションを上げた。ガスリーは前車に接近し、ポジションアップを狙う。

18周目、上位車のピットインで9番手に上がり、さらに前車との差を詰めたガスリーは、25周目に前車のトラブルによって8番手、その次周には前車のピットインにより7番手とポジションを上げた。

28周目、ガスリーがタイヤ交換のためピットイン。ウルトラソフトタイヤに交換した。16番手でレースに戻ったガスリーは、すぐに前車をパスし15番手となり、14番手走行のハートレーの背後に迫った。

33周目、ペースの速いガスリーとハートレーがポジションを入れ替えた。ペースアップしたガスリーは、35周目に13番手に上がる。そして、ガスリーは上位車のピットインによって42周目に11番手、45周目には上位車のトラブルにより10番手、入賞圏内に浮上した。

しかし47周目、ガスリーのマシンにPUのオイル漏れによるトラブルが発生しストップ。悔しいリタイアとなった。

ガスリー同様に、上位車のトラブルなどでポジションを上げたハートレーは、ガスリーのリタイアによって12番手となった。ハートレーは2周目から最後までスーパーソフトタイヤで走りきり、12位完走を果たした。

F1グランプリ全21戦を終え、コンストラクターズ選手権においてレッドブル・トロロッソ・ホンダは33ポイントを獲得し、ランキング9位で2018年シーズンを終えた。

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