チームマネージャーたちは、FIAのレースディレクターであるチャーリー・ホワイティングとタイヤについてアブダビで話し合った。
今回の会合は、ブラジルで行われたグランプリ・ドライバーズ・アソシエーションのミーティングで、ドライバーたちが現在のタイヤはレース中にアタックできないとピレリに直接苦情を伝えたものに続くものだ。
そして、『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』によれば、ホワイティングと会合を開いたチームたちは、こうしたタイヤ問題に対処するために2019年のルール変更の可能性について話し合ったようだ。
1つの提案は、ドライバーたちがレースで自由にタイヤを選べるべきであるということだ。しかし、小さなチームは「トップチームが最も手堅いタイヤを選べるのであれば、レースはもっと退屈になるだろう」と反論した。
もう1つの考えは、ドライバー1人あたり少なくとも2回の強制ピットストップという案だった。
さらなる提案は、タイヤの「ポイントシステム」導入だ。各コンパウンドに一定のポイント数が割り当てられ、ドライバーは1レースごとに最小ポイントスコアを満たす必要のあるというものだ。
しかしこれらについては「あまりにも複雑だ」と一つのチームマネージャーは語っている。
メルセデス陣営の中からの声は、タイヤルールに関する話は時期尚早だと語った。
「来年は新しい車と新しいタイヤが出るんだ。もっと新しいものを取り入れる前に、来季の変更がレースにどのような影響を与えるか見てみよう」。