日産自動車は22日、取締役会を開催し、カルロス・ゴーン容疑者の会長職および代表権を解任することを全会一致で決議した。また、グレッグ・ケリー容疑者の代表権も解任した。現時点ではいずれも取締役としては名を連ねている。
今後は、ガバナンス管理体制の見直しについて、社外取締役の豊田正和氏、井原慶子氏、ジャンバプティステ・ドゥザン氏の3名に委任し、独立した第三者の提言を適切に取り入れるための委員会を設置するという。
また、その委員会によって、現取締役の中から取締役会長候補を提案するという。
日産の株43.3%を保有するルノー、そして34%の株を保有する三菱自動車とのアライアンスについては、「ルノーとの長年のアライアンスパートナーシップは不変であり、日常の協力関係、協業への影響度や動揺を極力少なくしていく」として関係を維持していくことも発表している。
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