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フェルスタッペン、オコンを突き飛ばした理由を激白「後悔はない」

2018年11月13日(火)18:41 pm

マックス・フェルスタッペン(レッドブル)が、先週末に行われたF1ブラジルGP決勝後にエステバン・オコン(フォース・インディア)を突き飛ばしたことに何の後悔もしていないと語った。

●【動画】怒るフェルスタッペン、オコンを突き飛ばす

■悔いがあるとすれば勝てなかったことだけ

F1統括団体であるFIA(国際自動車連盟)は、非紳士的行為をはたらいたフェルスタッペンに対し、2日のボランティア活動実施というペナルティーを科している。

しかし、オコンに対して行った行為を反省しているかと質問されたフェルスタッペンは、母国オランダのテレビ局『Ziggo Sport(ジッホ・スポルト)』の番組内で次のように主張した。

「いや。僕はただ勝利できなかったことが悔しいだけさ」

■フェルスタッペンの怒りを増幅させたのは?

フェルスタッペンは、単にクラッシュを起こしたことだけでなく、その後のオコンの態度が余計に怒りを招いたのだと次のように続けた。

「僕は彼に何が起きたのかを知りたかったんだ。そして彼はただニヤリと笑ってこう言ったんだ。“僕は君より速かった”とね。彼から陳謝の言葉は聞けなかったし、実際のところ逆の反応をしたんだ」

「担当メカニックたちのために僕は前向きでいたいと思っていた。だけど、そうしたら自分がやったことを謝りもしないやつがいたんだ」

そう語ったフェルスタッペンは、短気で有名な父親ヨス・フェルスタッペンに言及しながら次のように付け加えた。

「のろまなやつにぶつけられるなんて思わないものさ。父があそこにいなくてよかったよ」

■オコンをライバルだとは思っていない

フェルスタッペンとオコンはカート時代からライバル関係にあったことが知られており、今回のフェルスタッペンが見せた反応もこれまでの経緯があったからこそだろうと考えている者も多いようだ。

そのことに関して質問されたフェルスタッペンはオコンに対する嫌みをこめながら次のように答えている。

「彼はF1では僕の敵ではないよ。僕は自分自身と、僕が倒すべき者たちに焦点を合わせているんだ」

■メンタルコーチなど不要

フェルスタッペン自身のドライビングスタイルも攻撃的過ぎると批判されることもある。そしてF1関係者の中にはフェルスタッペンはメンタルコーチをやとうべきだと考えている者もいるようだ。

だが、そういう意見についてどう思うかと尋ねられたフェルスタッペンは次のように答えている。

「もしも彼らがメンタルコーチを連れて僕のところに来たりしたら、僕はすぐにつまみだすよ」

「自分の靴でしっかりと立つことが必要なんだ。僕には誰もいらないよ」

そう主張した21歳のフェルスタッペンは、微笑みを浮かべながら次のように付け加えた。

「まぁ、僕の父がちょっとばかりメンタルコーチみたいなものだけどね」

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