最近、イギリス系のメディアがロバート・クビサが2019年のウィリアムズのシートを確保したと報じたが、クビサ本人がこの報道に対して反論を行った。
今季はウィリアムズのテスト兼開発ドライバーを務めているポーランド出身ドライバーのクビサだが、現時点では2019年の計画はまだ明らかとなっていない。
これまでに報じられてきたことによれば、ウィリアムズはより多額のスポンサーマネーを持ち込むことができるドライバーを検討しており、クビサは来季トロロッソに復帰するダニール・クビアトに代わってフェラーリの開発担当ドライバーを務める可能性が高いとも考えられていた。
ところが、最近クビサが2019年にウィリアムズの正ドライバーとなることが決まったとの報道も行われている。
クビサはこれに関し、『Eleven Sports(イレブン・スポーツ)』に次のように語った。
「チャンスが大きいのか小さいのかは記事の数で決まるわけじゃないよ」
「記事のタイトルは変わってきているけれど、僕がウィリアムズからレースドライバーとしてオファーを受けたというのは真実ではないよ」
「候補リストのトップに載るかどうかは僕が判断することではないからね」
「僕としては、状況にはかなり満足できているよ。僕はタイミングを尊重するし、チャンスがあるかどうか様子を見ていくつもりさ」
11月の早い段階で最終的な決断をしたいと思っていると付け加えたクビサは次のように結んでいる。
「僕たちは2つの選択肢に焦点を合わせているよ。だけど、それほど単純な話ではないんだ。パドックで何を言うのも自由だけど、パドック内だけでは分からないというのもF1の事実だからね」