フェルナンド・アロンソが、今年の“唯一の目標”はWEC(世界耐久選手権)のタイトル獲得だと語った。
今季限りでのF1引退を表明しているアロンソは、世界3大自動車レース制覇という目標を達成するために2019年に再びインディ500に挑戦することを明らかにしている。
先週末に行われた今季のF1第20戦ブラジルGPを2周遅れの17位で終えたアロンソは、2週間後に開催されるF1最後のレースとなる最終戦アブダビGP(25日決勝)にもあまり期待をしていないようだ。
「今年の僕の唯一の目標は耐久レースのチャンピオンになることだよ」
今季F1とかけもちでトヨタチームから参戦しているWECに言及したアロンソは、母国スペインのテレビ局『Movistar(モビスター)』に次のように続けた。
「F1では15日ごとにどういう結果になるのか大体分かっているしね。アブダビでもメルセデス、レッドブル、そしてフェラーリがレースを支配することになる。その次にハース、フォース・インディア、ルノー、ザウバー、マクラーレン、トロロッソ、そしてウィリアムズだよ」
そう語ったアロンソにとっては、現在ランキングトップに立っているWECでこのままリードを保ち、年間チャンピオンとなることが現時点で最大の目標となるのは確かだろう。
今週末には上海で行われるWECレースに参戦することになるアロンソは次のように付け加えた。
「上海ではいいレースをして、ポイントを稼ぎたいし、また表彰台に上れるよう期待しているよ」