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【FP3レポート】トロロッソ、ホンダのスペック3PUで9番手 フェラーリのベッテルがトップタイム/F1ブラジルGP

2018年11月11日(日)0:35 am

2018年F1第20戦ブラジルGPが10日(土)、インテルラゴス・サーキット(1周4.309km)で2日目を迎え、現地時間12時(日本時間23時)から行われたフリー走行3回目でフェラーリのセバスチャン・ベッテルがトップに立った。

●【画像:FP3結果】2018年F1第20戦ブラジルGPフリー走行3回目のタイム差、周回数

昨日同様セッションは曇り空の下でスタート。多くのドライバーたちがここに持ち込まれたドライタイヤの中で一番柔らかめのコンパウンドとなるスーパーソフトタイヤで走行を開始。

一方、初日のフリー走行で好調ぶりを示していたハース勢は中間のコンパウンドとなるソフトタイヤでセッションを開始する。

セッション序盤にはフェラーリのキミ・ライコネンが積極的に周回を重ねながらトップの位置に立つ。しかし、セッション開始から16分ほどが経過したところでベッテルがトップタイムを塗り替える。

このタイミングで初めてコースに入ったメルセデスのルイス・ハミルトンだが、何かマシンに異常が発生したようで1周でピットに戻る。その後ハミルトンのマシンはチームスタッフが並んで目隠しをした状態のもとで何らかの作業が行われた。

60分で行われたセッションが折り返し点を過ぎたころ、マシンの修復作業を終えたハミルトンが再びコースイン。ハミルトンはここでベッテルに次ぐ2番手タイムを刻む。

そして、セッション開始から33分が経過したとき、ここでレッドブル勢が初めてコースに姿を見せる。そしてダニエル・リカルドがベッテル、ハミルトン、バルテリ・ボッタス(メルセデス)に次ぐ4番手タイムをマーク。マックス・フェルスタッペン(レッドブル)がそれに次ぐ5番手タイムを刻んだ。

これとほぼ同じタイミングでライコネンが新品のスーパーソフトタイヤに履き替えてコースイン。その2分後にはベッテルも新しいスーパーソフトタイヤに履き替え、本格的な予選シミュレーションを開始。

ハミルトンがいったんトップタイムを刻むものの、新品タイヤに履き替えたフェラーリ勢がすぐにそのタイムを更新。まずはライコネン、そしてベッテルの順にトップタイムを更新。ベッテルはここで唯一1分07秒台に乗せてきた。

セッションの残り時間が10分を切ったあたりからほぼ全ドライバーが新品のスーパーソフトタイヤを投入して最後の予選シミュレーション走行を開始する。すると、残り時間が5分になろうかとするところでトロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーが9番手タイムをマーク。スペック3PUに載せ替えたガスリーが予選に向けて順調にパフォーマンスを改善してきた。

結局、最後までベッテルが刻んだトップタイムを更新するドライバーは現れず、ベッテルが予選前最後のセッションをトップのままで終えた。

トロロッソ・ホンダのもう1台、ブレンドン・ハートレーは16番手でセッションを終えている。

■フリー走行3回目トップ10ドライバー

トップ/セバスチャン・ベッテル(フェラーリ) 1:07.948
2番手/ルイス・ハミルトン(メルセデス) 1:08.165
3番手/バルテリ・ボッタス(メルセデス) 1:08.465
4番手/キミ・ライコネン(フェラーリ) 1:08.490
5番手/マックス・フェルスタッペン(レッドブル) 1:08.733
6番手/ダニエル・リカルド(レッドブル) 1:08.788
7番手/ケビン・マグヌッセン(ハース) 1:09.146
8番手/ロマン・グロージャン(ハース) 1:09.257
9番手/ピエール・ガスリー(トロロッソ) 1:09.402
10番手/シャルル・ルクレール(ザウバー) 1:09.448

F1ブラジルGP予選は、このあと日本時間11日(日)2時から始まる。

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