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【FP2レポート】トロロッソ・ホンダは12番手 メルセデスが1-2/F1ブラジルGP

2018年11月10日(土)4:00 am

2018年F1第20戦ブラジルGPが9日(金)、インテルラゴス・サーキット(1周4.309km)で開幕。現地時間午後3時(日本時間10日午前2時)から行われたフリー走行2回目でメルセデスのバルテリ・ボッタスがトップに立った。

●【画像:FP2結果】2018年F1第20戦ブラジルGPフリー走行2回目のタイム差、周回数

静かな立ち上がりとなったセッションだが、開始から5分ほどが経過したところからコース上のクルマが増え始めF1エンジン音がサーキットに大きく響き渡るようになる。

ところが、セッション開始から10分が経過したところでルノーのニコ・ヒュルケンベルグがクラッシュ。ここで赤旗が振られセッションが一時中断となる。

幸いヒュルケンベルグにけがはなかったものの、マシンは右前後のサスペンションに大きなダメージを負ってしまい、ここで早々とセッションを終えることになってしまった。

セッションが再開され、開始から20分が経過したところでフェラーリのキミ・ライコネンがブラジルに持ち込まれたドライタイヤの中で一番柔らかいスーパーソフトタイヤに履き替えてショートランプログラムを開始。その後ほかのドライバーたちも続々と予選シミュレーションをスタートする。

一方、フリー走行1回目にトップタイムを刻んだマックス・フェルスタッペン(レッドブル)のマシンにはオイルタンクにダメージが見つかったため、ガレージ内でその修復作業が続けられた。

予選シミュレーションではメルセデスが強さを示し、ボッタスがトップに立ち、それにルイス・ハミルトンが続いて1-2体制を築く。そして3番手にはセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)、4番手にダニエル・リカルド(レッドブル)が続く展開となる。

90分で行われたセッションが折り返し点を過ぎたところでフェルスタッペンが走行を開始。まずは中間に位置するソフトタイヤでコースに入った。すでにほかのトップ3チームドライバーはこの時点でロングランプログラムに移行していく。

セッションの残り時間が30分ほどとなったところでフェルスタッペンがスーパーソフトタイヤに交換。しかし、フェルスタッペンのタイムはトラフィックの影響を受けたこともあり5番手にとどまった。

一方、トロロッソ・ホンダ勢はこのセッションで初めてスーパーソフトタイヤを投入。ピエール・ガスリーはいったんトップ10に食い込むパフォーマンスを見せたものの、その後順位を下げて12番手にとどまった。チームメートのブレンドン・ハートレーはあまりペースが上がらず19番手だった。

しかし、ホンダは初日にはスペック2と呼ばれるPUを投入。明日は最新型のスペック3PUに交換することになっており、パフォーマンスの向上が期待されている。

セッション終盤はすべてのチームが決勝を想定したロングランプログラムに移行。大きな順位変動は起こらず、ボッタスがトップのままでブラジルでの初日のセッションが終了時刻を迎えた。

■フリー走行2回目トップ10ドライバー

トップ/バルテリ・ボッタス(メルセデス) 1:08.846
2番手/ルイス・ハミルトン(メルセデス) 1:08.849
3番手/セバスチャン・ベッテル(フェラーリ) 1:08.919
4番手/ダニエル・リカルド(レッドブル) 1:09.164
5番手/マックス・フェルスタッペン(レッドブル) 1:09.339
6番手/キミ・ライコネン(フェラーリ) 1:09.412
7番手/ロマン・グロージャン(ハース) 1:09.769
8番手/シャルル・ルクレール(ザウバー) 1:09.943
9番手/ケビン・マグヌッセン(ハース) 1:10.007
10番手/エステバン・オコン(フォース・インディア) 1:10.159

F1ブラジルGPフリー走行3回目は、日本時間10日(土)午後11時から始まる。

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