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【FP1レポート】レッドブルがトップ トロロッソ・ホンダは下位に沈む/F1ブラジルGP

2018年11月10日(土)0:07 am

2018年F1第20戦ブラジルGPが9日(金)、インテルラゴス・サーキット(1周4.309km)で開幕。現地時間11時(日本時間22時)から行われたフリー走行1回目でレッドブルのマックス・フェルスタッペンがトップに立った。

●【画像:FP1結果】2018年F1第20戦ブラジルGPフリー走行1回目のタイム差、周回数

曇り空の下で開始されたセッションでは、路面もまだ荒れており、温度も低めだったこともあって各ドライバーが慎重に走行を開始していく。

セッション開始20分に近づいたころ、レッドブルのダニエル・リカルドがブラジルに持ち込まれたドライタイヤの中で一番柔らかいコンパウンドであるスーパーソフトタイヤで本格的なタイム計測ラップに臨み、1分10秒139を刻んでトップに立つ。

それを合図にしたように、各ドライバーが積極的に周回を開始。キミ・ライコネン(フェラーリ)、バルテリ・ボッタス(メルセデス)らがトップタイムを塗り替えていく。そしてセッション開始から30分を経過したころ、前戦メキシコGPで通算5回目となるドライバーズタイトル獲得を決めたルイス・ハミルトン(メルセデス)が1分09秒423を刻んでトップに立つ。

セッション開始から40分が経過し、全ドライバーが最初の走行プログラムを終えた段階では、トップにハミルトン、2番手フェルスタッペン、3番手ボッタス、4番手リカルド、5番手セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)、6番手ライコネンと順当にトップ3チームのドライバーたちが上位6ポジションを占める展開となった。

スーパーソフトタイヤを温存し、中間に位置するソフトタイヤでこのセッションに臨んだトロロッソ・ホンダ勢だが、この段階ではピエール・ガスリーが14番手、ブレンドン・ハートレーが17番手につけた。

セッションが後半に入るとほとんどのドライバーがスーパーソフトタイヤでのタイム計測ラップを展開。残り時間が30分となるところでハミルトンがトップタイムを1分09秒107に短縮する。

だが、その直後にフェルスタッペンがこのセッションでのベストタイムとなる1分09秒011を刻んでトップに立つと、ベッテルが約100分の5秒差の2番手に浮上。

トップ3チームに続く7番手8番手にはハースのロマン・グロージャンとケビン・マグヌッセン、9番手には来季フェラーリ移籍が決まっているザウバーのシャルル・ルクレール、10番手にフォース・インディアのエステバン・オコンが続いた。

全長が短いサーキットだけに、トップのフェルスタッペンから7番手のグロージャンまでが1分09秒台をマークするという接戦となる中、スーパーソフトタイヤを温存したトロロッソ・ホンダ勢は結局ガスリーが15番手、ハートレーが18番手でこのセッションを終えている。

■フリー走行1回目トップ10ドライバー

トップ/マックス・フェルスタッペン(レッドブル) 1:09.111
2番手/セバスチャン・ベッテル(フェラーリ) 1:09.060
3番手/ルイス・ハミルトン(メルセデス) 1:09.107
4番手/ダニエル・リカルド(レッドブル) 1:09.395
5番手/キミ・ライコネン(フェラーリ) 1:09.573
6番手/バルテリ・ボッタス(メルセデス) 1:09.679
7番手/ロマン・グロージャン(ハース) 1:09.922
8番手/ケビン・マグヌッセン(ハース) 1:10.236
9番手/シャルル・ルクレール(ザウバー) 1:10.346
10番手/エステバン・オコン(フォース・インディア) 1:10.361

F1ブラジルGPフリー走行2回目は、この後日本時間10日(土)午前2時から始まる。

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