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シューマッハという名前は呪いにもなりえるとサインツ

2018年11月07日(水)11:38 am

有名な名前を持っているからといってF1での活躍が保証されるわけではない。

そう主張するのは来季マクラーレンに移籍することが決まっているカルロス・サインツ(ルノー)だ。

サインツもかつてWRC(世界ラリー選手権)で2度チャンピオンに輝いた同じ名前の父親を持っている。

そして、近い将来F1に昇格してくるのがほぼ間違いないと言われているのが、7度F1王者となったミハエル・シューマッハの息子、ミック・シューマッハだ。

今季のF1ドライバーズタイトルを獲得し、ミハエル・シューマッハが持つ歴代1位の通算タイトル獲得記録7回にあと2つと迫ったルイス・ハミルトン(メルセデス)も、2018年にヨーロッパF3チャンピオンとなった19歳のシューマッハがいずれF1で走るようになるのは「100%確実だ」と語ったことが報じられている。

だが、やはり有名な父親を持つサインツは、そのことが逆に“呪い”となる場合もあると次のように語った。

「始めたころはプレッシャーがものすごいんだ。ほかの親たちは誰でも自分たちの子供に向かってミック・シューマッハをやっつければすごいぞって言っていたはずだよ」

「シューマッハという名前でドアを開くことはできる。だけど、もしも勝てずに結果もついてこなければ、彼は決してF1には進めないだろうね」

そう語ったサインツは、現在はF1において「世代交代」が進みつつあるところだと考えている。実際のところ、有能な若手ドライバーたちがF1で頭角を現し始めているのは確かだ。

「経験が非常に重要なんだ。だから、古狐(ふるぎつね)たちと若手ドライバーたちの戦いは興味深いものになるだろうね」

そう語ったサインツは次のように付け加えた。

「ジョージ・ラッセルやランド・ノリスがF1で走るチャンスを得られたことはすごくうれしく思うよ。僕もまだ24歳だけど、2019年には5年目のF1を迎えることになるんだ。それってすごいよね」

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