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2021年以降もF1エンジンは変わらないとハースのボス

2018年11月06日(火)16:45 pm

ハースのチーム代表を務めるギュンター・シュタイナーが、2021年以降のF1エンジンルールはほぼ現在と同じものになるだろうとの見解を示した。

2017年に新F1オーナーとなったリバティ・メディアは、現在結ばれているコンコルド協定が2020年に満期を迎えることを受け、2021年以降は現在とは大きく違うエンジンルールをF1に導入したいという青写真を明らかにしていた。

リバティ・メディアでは、2021年以降は現在のPUからMGU-Hと呼ばれる熱エネルギー回生システムを取り除くことで構造的によりシンプルなものにしたいと考えている。そうすれば、新規エンジンメーカーの参入を促すことにもつながるだろうというわけだ。

だが、最近ではその案が本当に実現できるとは思えないとの見方がF1関係者の間にひろまっているようだ。

最近もF1チームの代表者たちが集まって2021年以降のエンジンルールなどについて話し合いを持ったが、その後シュタイナーは2021年以降も現在のPU(パワーユニット)を使い続けることになりそうだと考えている。

「レギュレーションはまだ完全に決定されてはいない。まだ話し合いが行われているところだよ」

そう語ったシュタイナーは、次のように付け加えた。

「原則として、エンジンは現在と同じか、あるいは非常に近いものになると私は思っている。メーカーたちはコストをかけずにすむよう働きかけているようだ」

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