レッドブルのマックス・フェルスタッペンが、ルイス・ハミルトン(メルセデス)のF1マシンがあれば、トップクラスのドライバーなら誰でもF1チャンピオンになれると主張した。
先週末に行われたF1メキシコGPを4位でフィニッシュしたハミルトンだが、その結果今季のF1ドライバーズタイトル獲得が確定。自身の通算タイトル獲得記録を5に伸ばし、アルゼンチンの英雄ファン・マヌエル・ファンジオが持つ歴代2位記録に並んだ。
だが、ドイツの『Blick(ブリック)』から、ハミルトンの強さの秘密は何だと思うかと質問されたフェルスタッペンは次のように答えた。
「彼のクルマだよ!」
「もちろん、彼はものすごく優秀だよ」
「だけど、ベッテルも彼のクルマがあれば勝てただろうし、リカルドだって彼のクルマなら勝てただろう。僕も彼のクルマなら勝てたはずさ」
フェルスタッペンが所属するレッドブルでは2019年からホンダPUにスイッチしてF1タイトルに挑戦することになる。
だが、フェルスタッペンは本当のチャンスが訪れるのは大幅なルール改正が行われる2021年だろうと次のように続けた。
「そのころ、僕は23歳になる。そこからF1タイトルをとるために6年か7年はあるだろうね。そしてそのころまでに4回F1チャンピオンになれたらいいな。そうなれば素晴らしいだろうね」
レッドブル首脳のヘルムート・マルコは最近、レッドブル・ホンダが2019年からタイトル争いに加わることができるはずだとコメントしている。
だが、フェルスタッペンはそのためには「魔法のシャシー」が必要だろうと語っている。