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【トロロッソ・ホンダ】エドルズ「新空力搭載のハートレー車が速さを発揮した」ガスリーが苦戦した理由は・・・

2018年10月27日(土)8:56 am

トロロッソのジョナサン・エドルズ(チーフ・エンジニア)が、F1メキシコGP初日を次のように振り返った。

●【画像:FP2結果】2018年F1第19戦メキシコGPフリー走行2回目のタイム差、周回数

■ジョナサン・エドルズ(トロロッソ、チーフ・エンジニア)

「初日は天候が悪くなることが予想されていましたが、すばらしい天候の中、ハートレーがいいタイムを刻んでくれました。

我々は今週末に向け、2台それぞれに異なる戦略を用意していました。戦略的判断により、ガスリー車に関してはP1でPU交換を行ったため、P1ではインスタレーションラップのみのわずか数周に留まりました。それからP2では旧仕様のPUに戻しての走行を行いました。

今日の主な目的は、ブレーキ、冷却システム、そして特にタイヤと新しい空力パッケージの挙動を確認することでした。このトラックは特にブレーキと冷却システムのセッティングが非常に難しいので、そうした要素がカギとなります。今日の走行では2つとも問題なく動作していたので、その点はポジティブでした。

P1では新しい空力パッケージのデータを収集するとともに、その働きをチェックしましたが、期待通りのデータでした。ハートレーのマシンでは前戦アメリカGPでの走行データを基に、終日を空力プラットフォームの最適化と、どのように新しい空力パッケージから最大限の性能を引き出すかをテストしました。

今日のタイムからもマシンが速さを発揮していることは明らかですが、今夜中にすべてのデータを見直し、方向性を決定する必要があります。

タイヤに関しては、今日は我々が予想していたよりさらに多くのグレイニングが見られました。特にガスリーのマシンが履いていたハイパーソフトはグレイニングが多いので、彼は今日あまり速いタイムを刻むことができませんでした。今日のタイムは、ガスリーの本来の速さを示しているものではないと言っていいでしょう。今後の選択肢としては、グレイニングを少なくするか、グレイニングありでのタイヤ戦略を立てるか。どちらかを選ばなくてはなりません」。

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