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「ライコネン放出を決めたのは私だった」とマウリツィオ・アリバベーネ

2018年10月25日(木)16:45 pm

フェラーリのチーム代表を務めるマウリツィオ・アリバベーネが、キミ・ライコネンとの契約を更新しないと決めたのは自分だったと語った。

現役最年長F1ドライバーである39歳のライコネンだが、来季はフェラーリの育成ドライバーである21歳のシャルル・ルクレール(ザウバー)にシートを譲り渡すことになった。

これまでに報じられたことによれば、7月に亡くなった前フェラーリ会長のセルジオ・マルキオンネがすでにルクレール起用を決めていたのだと考えられていた。

だが、アリバベーネはこのほどテレビ局『Sky(スカイ)』に次のように語った。

「それは私が決めたことだ」

アリバベーネは、マルキオンネ亡き後フェラーリの新会長に就任したジョン・エルカーンやフェラーリ新社長となったルイス・カミレリもその判断を支持してくれたとしつつ、次のように強調した。

「彼らもその決断の背後にある理由を理解してくれた。だが、そうすると決めたのは私だった」

アリバベーネは、そのことをライコネンに告げるのはつらい仕事だったと次のように付け加えている。

「私にとって、キミは友人でもある。だから、そのことを彼に告げるのにどれほど心が痛んだか想像できるだろう。ドライバーだって私と同じ人間だからね。だが、ああした状況においては彼らはプロフェッショナルとして扱われるんだ」

フェラーリを去るライコネンは、2019年から2年間、古巣ザウバーで走ることが決まっている。

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