トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーが、エルマノス・ロドリゲス・サーキットで行われる2018年F1第19戦メキシコGP(現地時間28日決勝)に向けて次のようにコメントした。
■ピエール・ガスリー
「ここで昨年は13位でフィニッシュしました。大勢の熱狂的なファンがいるおかげでメキシコGPは年間シーズンを通して最もすばらしく、特別な雰囲気が楽しめるレースの一つです。今年もメキシコの祭典“死者の日”の直前にレースが開催されるので、あの独特の雰囲気を味わうのも楽しみにしています」
「昨年のレースはさまざまな要因が重なって非常に難しい状況でした。予選にも出られず、レース本番までほとんど走行ができませんでした」
「レースは標高約2,300mの高地で開催されるため、チームはテクニカル面で、複雑な作業を強いられます。エンジン、ブレーキング、信頼性が高度によって影響を受けますし、タイヤのグリップ力も低下するため、マシンのセットアップが難しくなります。当然、酸素も薄いため、ドライバーにとっても平地でのレースより身体的にタフです。ただ、ハードブレーキングするポイントや高いGがかかるコーナーはあまりないため、全体で見ればそこまでタフではないかもしれません」