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タイトル争いのベッテルに不運続く・・・3グリッド降格ペナルティ

2018年10月20日(土)6:46 am

セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)は、F1アメリカGP(COTA)金曜日の朝に行われたフリー走行1回目で、赤旗中に十分な減速をしていなかったとして、3グリッド降格ペナルティを科せられた。

●【画像:FP2結果】2018年F1第18戦アメリカGPフリー走行2回目のタイム差、周回数

皮肉なことに、2019年にフェラーリのチームメイトとなるシャルル・ルクレール(アルファロメオ・ザウバー)がコースアウトし、COTAのトラック上に砂利をまき散らした後、赤旗が出てしまった。

ベッテルは赤旗の後に減速したものの、十分に減速しなかったとスチュワードに判断された。

ルイス・ハミルトンが5度目のチャンピオンに王手をかけている中、意地でも阻止したいベッテルだったが、この3グリッド降格ペナルティによりますます厳しくなった。

「ベッテルは実際にマーシャルセクター6と7においてFIAのECUが設定した最小時間を超えた」とスチュワードは述べている。

今年新しく追加された規則では、ドライバーは赤旗中にスピードを大幅に低下させなければならず、「この規制違反は極めて重大な問題である」という見解だ。

似たような事件としては、F1日本GPでのエステバン・オコン(フォース・インディア)、開幕戦メルボルンでのダニエル・リカルド(レッドブル)が同様にペナルティを科せられている。

これでベッテルは今週のオースティンでの最上位グリッドの可能性は4番グリッドとなり、ルイス・ハミルトン(メルセデス)がベッテルより8ポイント以上多く獲得すると、タイトル争いは終了することになる。

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