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【FP1レポート】ウエットでも強いメルセデス トロロッソ・ホンダは13番手/F1アメリカGP

2018年10月20日(土)2:03 am

2018年F1第18戦アメリカGPが10月19日(金)、サーキット・オブ・ジ・アメリカズ(1周5.513km)で開幕。現地時間午前10時(日本時間20日午前0時)から行われたフリー走行1回目でメルセデスのルイス・ハミルトンがトップに立った。

●【画像:FP1結果】2018年F1第18戦アメリカGPフリー走行1回目のタイム差、周回数

セッション開始時まで降り続いていた雨によりウエットコンディションでのスタートとなったセッションは、ドライバーたちがまず深溝のウエットタイヤで走行を開始する。

序盤は多くのドライバーがF1マシンのチェックを行うためのインストレーションラップを行っただけでピットに戻る展開となるが、開始20分あたりでレッドブル勢が浅溝のインターミディエイトタイヤでコースイン。レッドブルの2台はそのままタイム計測ラップに入り、ダニエル・リカルドとマックス・フェルスタッペンが交互にトップタイムを塗り替えていく展開となる。

セッション開始から30分ほどになったところでメルセデスのバルテリ・ボッタスも走行を開始するなど、徐々にコース上のクルマが増え始めていく。

開始35分ほどのところでボッタスがレッドブル勢を上回ってトップに立つ。そしてトロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーもこのタイミングでコースに向かい、走行を開始した。

ところが、その直後にザウバーのシャルル・ルクレールがターン9でコースオフしてグラベル(砂利)に突っ込んでしまう。ルクレールはなんとかコースに戻ることができたものの、このときにコース上に大量のグラベルをまき散らしてしまい、これによってセッションは開始40分の時点で赤旗中断となってしまった。

10分後にセッションが再開されると、まだタイムを刻んでいなかったランキングリーダーのハミルトンがコースイン。ハミルトンは数周後にこのセッションでの最速タイムとなる1分47秒502をマークする。

今季のタイトル獲得がほぼ絶望となっているフェラーリのセバスチャン・ベッテルもその後タイムアタックを行うが、メルセデス勢、レッドブル勢には届かず5番手タイムでこのセッションを終えることになった。

結局、最後までウエットコンディションのもとで行われたアメリカGP最初のセッションはメルセデス勢が1-2、レッドブル勢が3-4番手で続き、フェラーリはベッテルが5番手、キミ・ライコネンが6番手にとどまる展開となった。

一方、ここアメリカでまたPU(パワーユニット)交換を行い、決勝をグリッド後方からスタートすることになったトロロッソ・ホンダ勢はピエール・ガスリーが13番手、ブレンドン・ハートレーに代わってこのセッションを担当したテストドライバーのショーン・ゲラエルは20番手にとどまった。

■フリー走行1回目トップ10ドライバー

トップ/ルイス・ハミルトン(メルセデス) 1:47.502
2番手/バルテリ・ボッタス(メルセデス) 1:48.806
3番手/マックス・フェルスタッペン(レッドブル) 1:48.847
4番手/ダニエル・リカルド(レッドブル) 1:49.326
5番手/セバスチャン・ベッテル(フェラーリ) 1:49.489
6番手/キミ・ライコネン(フェラーリ) 1:49.928
7番手/カルロス・サインツ(ルノー) 1:50.665
8番手/ロマン・グロージャン(ハース) 1:50.821
9番手/シャルル・ルクレール(ザウバー) 1:50.961
10番手/マーカス・エリクソン(ザウバー) 1:51.016

F1アメリカGPフリー走行2回目は、このあと日本時間4時から始まる。

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