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「優れたエンジンを得たクビアトは活躍するはずだ」とFIA会長

2018年10月10日(水)11:42 am

F1統括団体であるFIA(国際自動車連盟)の会長を務めるジャン・トッドが、2019年にトロロッソ・ホンダのドライバーとしてダニール・クビアトが復帰するのをうれしく思うと語った。

2017年のF1第17戦アメリカGPを最後にレッドブルから契約を解除されてトロロッソのシートを失ったクビアトは、今季はフェラーリと開発担当ドライバー契約を結んでF1復帰のチャンスを探っていた。

そして、2019年にはレッドブルへ昇格するピエール・ガスリーの後任として再びトロロッソのシートに座ることが確定している。

■クビアトはトロロッソ・ホンダでいい走りを見せるはず

クビアトにとってトロロッソはすでに慣れ親しんできたチームであり、適応に時間がかかるといった心配をする必要はないはずだ。違っているのは、搭載されているPU(パワーユニット)がルノーではなくホンダに変わっていることだ。

このクビアトの復帰に関し、トッドはクビアトの母国ロシアの『Tass(タス通信)』に次のように語った。

「彼は非常に才能に恵まれたドライバーだし、すでに彼はそれを示してきたよ」

「私の息子が彼のマネジャーだし、私も彼がF1に戻ってくることをうれしく思っている」

「彼は優れたシャシーと優れたエンジンを手にすることになるし、私は彼がいいパフォーマンスを示すだろうと確信しているよ」

■クビアトはミスが多いドライバーではない

F1関係者やファンの中には、クビアトには速さはあるものの、大きなミスを犯すことも多かったという印象を持っている者も少なくない。

しかし、トッドがクビアトに抱いているイメージは違うようだ。

「彼のミスは比較的少なかったよ。そして、彼がF1にいるということは、彼が非常に才能のあるドライバーだということを意味するものだ」

そう語った72歳のトッドは次のように付け加えた。

「もしミスをたくさん犯すようであれば、それだけでF1にはいられなくなるだろう。F1にいられるということは、うまくやれるということなんだ」

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