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セバスチャン・ベッテル「フェラーリを去るつもりなどない」

2018年10月08日(月)18:46 pm

セバスチャン・ベッテルが、2018年のF1ドライバーズタイトル獲得がほぼ不可能な状況となったものの、それがフェラーリを離脱する理由にはならないと主張した。

●【画像:決勝レース結果】F1日本GP決勝レースのタイム、周回数、ピット回数

今シーズン前半は最大のライバルであるメルセデスのルイス・ハミルトンと互角の戦いを見せていたベッテルとフェラーリだが、シーズン後半に入ると失速。第13戦ベルギーGPこそ優勝を飾ったベッテルだったが、以後第14戦イタリアGP、第15戦シンガポールGP、第16戦ロシアGP、そして先週末に鈴鹿で開催された第17戦日本GPでハミルトンに連勝を許し、ポイント差はすでに67に開いてしまった。

次戦アメリカGP(21日決勝)でハミルトンがベッテルに8ポイント以上の差をつけてしまえば、その時点でハミルトンの2年連続通算5回目のF1ドライバーズタイトルが確定してしまう状況となっている。

そうした状況の中、ベッテルは鈴鹿を去る前に母国ドイツの『Auto Bild(アウト・ビルト)』に次のように語った。

「僕はフェラーリを去るつもりはないよ」

「僕はチームの一員だし、これからもそうあり続けること以外何も望んでいないよ」

「僕たちには大きな可能性があると思っている。もちろん、最近のレースはうまくいかなかったし、メルセデスに楽に勝たせてしまった。たとえそうであっても、チーム内の士気は高いんだ」

そう語ったベッテルだが、さすがにもう2018年に通算5回目のF1チャンピオンになれる可能性もまだあるという言い方はできなくなっている。

「もちろん、僕たちだってもうそれが難しいことは分かっているよ。だけど、それ以外に僕たちが失わなければならないものなどあるかい?」

そう語ったベッテルは次のように付け加えた。

「僕たちはこれからも全力を尽くしていくし、これからクルマに関して学び、理解できる重要なことがまだ残されているよ」

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