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10年間の開催契約締結を目指すポール・リカール

2018年10月05日(金)11:41 am

F1フランスGPのプロモーターが、早くもポール・リカール・サーキットでのF1開催契約の延長を目指していることを明らかにした。

今年10年ぶりに復活を遂げたフランスGPだが、開催サーキットは1991年から2008年までF1の舞台となっていたマニ・クールではなく、南フランスのル・カステレにあるポール・リカールだった。

ポール・リカールでは現在今年から2022年まで5年間のF1開催契約を結んでいる。

しかし、田舎の山間部に位置するポール・リカールは交通面や宿泊施設などの便があまりよくないという現実がある。特に、レース週末には大渋滞が起こることで知られており、これに関してはファンの評判もかんばしくないという問題を抱えている。

この改善策について質問されたプロモーターのクリスチャン・エストロジは、2023年以降も継続してフランスGPを開催できるという保証がなければこの問題に抜本的にメスを入れるのは困難だと『Auto Hebdo(オト・エブド)』に次のように語った。

「道路整備の問題を話し合う前に、我々には開催を継続できるという保証が必要だ」

「我々としてはもっと長い期間開催が保証されることが必要であり、8年から10年の契約に関して話し合っているところだ。2019年シーズンのために高速道路を建造することはできないよ」

そう主張したエストロジだが、2018年のF1は黒字で終えることができたと次のように付け加えた。

「目標としていた6800万ユーロ(約89億円)の売り上げは達成することができた。だから投資に見合う利益は確保できたよ」

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