4日木曜日、ピエール・ガスリー(トロロッソ・ホンダ)が鈴鹿サーキットで同郷ジュール・ビアンキの事故現場を訪れ、花を手向けた。
ガスリーは、「鈴鹿のS字コーナーが配置された最初のセクションは、ドライバーにとって本当にすばらしいチャレンジになる」と鈴鹿のコースレイアウトを絶賛しつつも、そのS字を過ぎた第1セクターの最後に当たる7コーナーには特別な想いがあるようだ。
「元F1ドライバーのジュール・ビアンキが亡くなった場所(7コーナー)で行うレースは、僕にとっては非常に感慨深いことでもあるんだ。鈴鹿サーキットに行く際は、黙祷を捧げるために、必ず彼がクラッシュを起こした場所を訪れているよ」
そう語っていたガスリーだが、事故現場ではいつもの明るい表情はなかった。
■ガスリーは花を持ってコースウォークに出て行った