2018年F1第16戦ロシアGPが9月29日(土)、ソチ・オートドローム(1周5.848km)で2日目を迎え、現地時間12時(日本時間18時)から行われたフリー走行3回目でメルセデスのルイス・ハミルトンがトップに立った。
●【画像:FP3結果】2018年F1第16戦ロシアGPフリー走行3回目のタイム差、周回数
シグナルがグリーンに変わり、予選前最後のフリー走行が開始されると、明日の決勝で規定数を超えるPU投入によるペナルティーを受けるマクラーレンのフェルナンド・アロンソを先頭に数台がコースへと入る。
セッション開始7分にはフェラーリのキミ・ライコネン、そしてその2分後にはチームメートのセバスチャン・ベッテルもソチに持ち込まれたドライタイヤの中で最も軟らかいコンパウンドのハイパーソフトタイヤで走行を開始。ここで順当にベッテルがトップに立ち、ライコネンがそれに続く形となる。
その後メルセデスのバルテリ・ボッタスが走行を開始し、フェラーリ勢の間に割って入る2番手タイムをマーク。ボッタスはその数分後にはベッテルのタイムを上回ってトップに立った。
60分のセッションが折り返し点に近づいたころ、ハミルトンが1分33秒684を刻んでトップに立つと、その数分後にはさらにタイムを短縮し、ライバルたちとの差を広げていく。
セッションが残り20分を切った時点で各ドライバーが最後の予選シミュレーションプログラムを展開。するとボッタスが1分33秒321を刻んでトップに立つ。
だがここでもハミルトンが強さを見せ、ボッタスに0.254秒差をつける1分33秒067をたたき出してトップの位置に返り咲いた。
ベッテルも懸命にくらいつこうとするが、最終的にハミルトンからちょうどコンマ6秒遅れの3番手で予選前最後のセッションを終えている。4番手は同じフェラーリのライコネンだった。
年間規定数を超えるPU投入によりグリッド降格を受けるレッドブル勢はマックス・フェルスタッペンが5番手、ダニエル・リカルドが6番手。同じくグリッド降格となるトロロッソ・ホンダ勢はピエール・ガスリーが12番手、ブレンドン・ハートレーが16番手だった
■フリー走行3回目トップ10ドライバー
トップ/ルイス・ハミルトン(メルセデス) 1:33.067
2番手/バルテリ・ボッタス(メルセデス) 1:33.321
3番手/セバスチャン・ベッテル(フェラーリ) 1:33.667
4番手/キミ・ライコネン(フェラーリ) 1:33.688
5番手/マックス・フェルスタッペン(レッドブル) 1:33.937
6番手/ダニエル・リカルド(レッドブル) 1:34.394
7番手/シャルル・ルクレール(ザウバー) 1:34.628
8番手/エステバン・オコン(フォース・インディア) 1:34.809
9番手/ケビン・マグヌッセン(ハース) 1:34.820
10番手/セルジオ・ペレス(フォース・インディア) 1:34.916
F1ロシアGP予選は、このあと日本時間21時から始まる。