【トロロッソ・ホンダ】F1復帰のダニール・クビアト「フェラーリにも感謝。より強くなった」
スクーデリア・トロロッソは、2019年のドライバーにダニール・クビアトを起用すると発表した。
ダニール・クビアトはまだ24歳のロシア人ドライバー。来季からアストンマーティン・レッドブル・レーシングに移籍するピエール・ガスリーにの代わりとして古巣に復帰する。今季はフェラーリのテストドライバーを務めていた。
クビアトは2014年にトロロッソでF1デビューし、2015年と2016年のF1ロシアGPまでレッドブルで走っていたが、2016年のF1スペインGPからマックス・フェルスタッペン（レッドブル）に代わってトロロッソに戻された。2017年もトロロッソでF1シンガポールGPまで走行していたが、F1マレーシアGPとF1日本GPではピエール・ガスリー（トロロッソ・ホンダ）にシートを譲り、ガスリーが日本のスーパーフォーミュラ参戦のためF1アメリカGPだけ再び参戦していたが、それを最後にF1シートを失っていた。
■ダニール・クビアト
「まず、レッドブルとトロロッソにF1で再びレースをする機会を与えてくれたことに感謝しているよ。僕がとてもよく知っているチームに復帰できることを嬉しく思っているよ。
トロロッソはいつでも自宅にいるような感覚にさせてくれるんだ。来季も同じ気持ちになれると確信しているよ。フェラーリにも感謝したい。僕のドライビングスキルを信頼してくれて、開発ドライバーとして起用してくれてF1とのつながりを保つことができたんだ。
僕の任務は主にシミュレータをベースにしていたけれども、たくさんのことを学んだよ。僕はトロロッソを（2017年に）離れた時よりも、より強くなったし、より良い準備ができていると感じているんだ。
僕はまたレースをするという希望をあきらめなかった。まだ若いし、別のチャンスが提示された場合に備えて、常に準備をしてきた。
チームが僕に期待しているものを提供するために全力を尽くすよ。これから再び始まるすべてのことを待ちきれないよ」。
