マックス・フェルスタッペン(レッドブル)とルノーF1を率いるシリル・アビテブール(マネジングディレクター)が批判合戦を展開している。
以前から搭載するルノーPUに関する不満を口にすることが多かったフェルスタッペンだが、とりわけレッドブルが2019年からホンダPUに移行することが決まってからは一層その口調がとげとげしいものとなってきていた。
そうしたフェルスタッペンの“口撃”に対し、アビテブールは今季のF1第16戦ロシアGP(30日決勝)が開催されているソチで次のように語った。
「我々にはマックスという名のユーザーがいるが、非常に要求が多く、言いたい放題だ」
「彼は自分のクルマに集中すべきだと私は思うよ」
フェルスタッペンはこのアビテブールの発言に対して次のようにやり返している。
「彼が僕のことを語ることより、自分のチームの方にもっと集中していたなら、僕たちはすでにF1チャンピオンになれていただろうね」
「確かに、僕は自分が使う機材に関して多くのことを求めているよ」
「僕は7位になるためにここにいるわけじゃないし、彼(アビテブール)だって心の奥ではそれを分かっているはずさ」
フェルスタッペンは、ロシアGP決勝が行われる30日(日)に21回目の誕生日を迎えることになる。