今季のF1も今週末にソチで行われるF1ロシアGP(30日決勝)を含めて全部で6レースとなった。
徐々に各チームの2019年ドライバーラインアップが確定しつつあるが、現時点ではフォース・インディア、ウィリアムズ、トロロッソ、そしてハースの4チームがまだ公式には誰もドライバーが確定していない状態となっている。
しかし、そのうちハースについては、2019年も現在のケビン・マグヌッセンとロマン・グロージャンがどちらも続投することになると考えられている。
マグヌッセンの母国であるデンマークの『BT』紙によれば、ハースがマグヌッセンの契約を延長するかどうかの選択権を持っており、契約書にはその行使期限はロシアGP 決勝の翌日となる10月1日と記されているという。
さらに、ハースのチーム代表を務めるギュンター・シュタイナーも今季の第15戦が開催された2週間前のシンガポールで次のように語っていた。
「今後2週間のうちにすべてを発表することになると思う」
「2回に分けるのではなく2人のドライバーを同時に発表するよ。誰が2人目のドライバーになるのかといった無用の質問を避けるためにね」
そうしたこともあり、ロシアGPが開催されるソチでハースが来季のドライバー体制を正式に発表することになるだろうと考えられている。
だが、その件について質問されたハースの広報担当者は「まだ何もないよ」と答え、マグヌッセン本人もコメントを控えたと伝えられている。
しかし、シンガポールにおいてマグヌッセンは次のように語っていた。
「僕はF1での最高のときを満喫しているところだよ」
いずれにせよ、残された4チームの中で最初に来季のドライバー体制を発表するのはハースとなる可能性が高いのは間違いなさそうだ。