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「ライコネンから多くを学べ」とジョビナッツィに助言するリウッツィ

元F1ドライバーのビタントニオ・リウッツィが、来季ザウバーのフルタイムドライバーに指名されたアントニオ・ジョビナッツィには母国イタリアを代表して頑張って欲しいとの期待感を示した。

2019年にジョビナッツィのF1フル参戦が決まったが、イタリア出身ドライバーがフルタイムドライバーしてF1に出走するのは2011年のヤルノ・トゥルーリ（当時ロータス）とリウッツィ（当時HRT）以来、実に8年ぶりのこととなる。

リウッツィは、これは素晴らしいことだと母国イタリアの『Corriere dello Sport（コリエーレ・デロ・スポルト）』に次のように語った。

「ペイドライバーと呼ばれる者たちが台頭してきた時代には、イタリアは本当に苦しみ始めることになった」

「今後、我々が応援できるのはフェラーリだけではなくなる。私もアントニオのことをうれしく思うよ」

「彼にはキミ・ライコネンからできる限り多くの情報を引き出すよう努めることが必要だよ。フィンランド人のように感情を表に出さないドライバー相手では簡単ではないだろうがね」

そう語った38歳のリウッツィは次のように締めくくっている。

「だが、結果に関して、あれほど優秀なドライバーと比較できるというのは素晴らしいチャンスだ。そして、ジョビナッツィは思い上がってはならないよ」