アルファロメオ・ザウバーF1チームは、2019年のドライバーラインアップを発表した。すでにフェラーリから移籍が発表されている2007年F1王者キミ・ライコネンのチームメートとなるのは、F1フル参戦デビューとなるアントニオ・ジョビナッツィ(24歳、イタリア)だ。
●【アルファロメオ・ザウバー】イタリアブランドでイタリア人F1ドライバー復活!ジョビナッツィ「夢が叶った」
イタリア人のアントニオ・ジョビナッツィは、フェラーリのサポートを得ながら、フェラーリPUを使うフェラーリ、ザウバー、そしてハースで、フリー走行1回目やタイヤテストなどで経験を積んできている。
2017年にはオフシーズンのイベントで怪我をしたパスカル・ウェーレインの代役として、F1開幕戦オーストラリアGPと第2戦中国GPにザウバーからF1デビューした。また2018年もザウバーのリザーブドライバーを務めてきた。
■アルファロメオ復活が後押し
イタリアブランドのアルファロメオがF1に30年ぶりに復帰したことで、イタリア人トライバーを乗せたいと思うのは自然な流れであり、プロジェクトとして特に重要な項目だった。
イタリア人のフルタイムF1ドライバーの復活は、2011年のヤルノ・トゥルーリとビタントニオ・リウッツィ以来となる。