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「フェラーリの責任は私がとる」とチーム代表

2018年09月13日(木)11:43 am

フェラーリのチーム代表を務めるマウリツィオ・アリバベーネが、F1イタリアGPにおけるチームオーダー問題やベッテルが犯した接触事故について語った。

今季のF1第14戦イタリアGP予選ではキミ・ライコネンがポールを獲得。セバスチャン・ベッテルが2番手につけてフェラーリ勢が最前列から並んでスタートするという絶好のチャンスを得ていた。

今季のF1ドライバーズタイトル争いは、トップのルイス・ハミルトンとベッテルの差は17ポイントだった。現実的には今季のタイトル争いはこの2人に絞られている状況であり、フェラーリとしてはライコネンにベッテルを先行させ、3番グリッドからスタートするハミルトンの頭を押さえさせる作戦をとるだろうと考えていた者も多かったはずだ。

■ベッテルにポジションを譲らなかったライコネン

しかし、決勝スタート直後にライコネンがターン1でベッテルを前に出すそぶりさえ見せなかったのは、すでにその前にライコネンに今季限りでフェラーリのシートを失うことが伝えられていたためチームとしてもチームオーダーを出しにくかったためだと考えている者もいるようだ。

結局、その後ハミルトンにターン4で並ばれて焦ったベッテルがハミルトンに接触してスピンしてしまい、最終的に4位にまで順位をばん回したものの優勝したハミルトンとのギャップは30ポイントにまで開いてしまった。

■ベッテルの接触とチームオーダーは別の話

仮にフェラーリが明確なチームオーダーを出していれば、ベッテルとハミルトンの接触も起こらなかったはずだという意見もある。

だがアリバベーネは、チームオーダーはレースの成り行きを見て出すものであり、レーススタート時にチームオーダーを出すことはできないと主張し、イタリアの『Autosprint(オートスプリント)』に次のように語った。

「私はただ彼らにばかなことはするなと指示しただけだった」

「キミがセバスチャンに対してあまり好ましくないやり方をしたという声もあった。だが、彼はどうすべきだったと言うんだい? 彼がやったことはまさにルイス・ハミルトン、あるいはセバスチャン・ベッテルがやったであろうことに過ぎないよ」

「ベッテルとハミルトンとの間に起きたこと(接触)はチームオーダーとは何の関係もないことだった」

■ベッテル批判は完全に間違い

一方、今回もハミルトンから2番手のポジションを強引に守ろうとして接触し、墓穴を掘ってしまったような形となったベッテルに対する批判的な意見も多くなっている。

トップを走りながら単独クラッシュしてノーポイントに終わったドイツGPのことなども引き合いに出され、今季最強のクルマを手にしながら、フェラーリはベッテルのミスによってタイトル獲得のチャンスを失うことになりそうだというわけだ。

しかし、アリバベーネは、「まだ何レースも残されているときにそういう責め方をするのは完全に間違っている」と主張し、次のように付け加えた。

「私がチーム全体の責任者だ。だからドライバーであろうがチームであろうが、誰がミスを犯したかということは問題ではない。誰かが責任をとらなくてはならない。そしてそれは私の役目なんだ」

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