トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーが、F1シンガポールGPを前に次のように語った。
■ピエール・ガスリー(トロロッソ・ホンダ)
「シンガポールGPでの経験は、レッドブル・レーシングのリザーブドライバーとして帯同したことだけなんだ。実際に走ってはいないけどレースは一度見ているので、シンガポールの暑さと湿気のすごさ、そしてナイトレースがどのようなものかについては理解できているつもりだよ。
ここでは午後に起床して明け方に眠りにつく。普段とは異なるリズムになるけれど、ヨーロッパ時間のことは一度忘れて、人工照明の下でのレースに慣れればいいだけだから、そこまでたいへんだとは思っていないよ。
前回、ここに来たときも楽しいと感じていたんだ。湿気が高くジメジメする部分で、ここはドライバーにとってはシーズンを通して最も過酷なレースとなる。
走ったことはないけれど、レイアウトを見て、リズムに乗って走れる僕が好きなタイプのトラックだなと思った。とにかくコーナーが多く、テクニカルなんだ。
スパとモンツァでは難しいレースになると分かっていたけど、今回のマリーナ・ベイ・サーキットは、データ上では僕たちのマシンとずっと相性がいいはずだから、どんな走りを見せられるか楽しみにしているよ。
レースに向けては暑さ対策もしています。レースウィーク直前まで、服を何枚も着込んで汗をたくさんかいたり、サウナに入るトレーニングを続けていくつもりだ。ビデオゲームではお気に入りのサーキットの一つなので、実際にドライブして本物を体験するのが今から待ちきれないよ」