フェラーリからアルファロメオ・ザウバーへ移籍することが発表されたキミ・ライコネンは、F1イタリアGP後に「10年前とは違う走りをしているとは思えない」と、次のように続けた。
「僕は少なくとも僕が思い描く通りかなりうまく運転していると思うし、それだけで十分だ。僕自身が運転できないと感じたら、ここにいないだろう...人々はいつもスピードは失せると言うが、今日まで僕はスピードを失ったと感じたことはない」
ハミルトンはF1イタリアGP後の記者会見でライコネンに敬意を表し、「素晴らしいキャリア」を持っていたと語った。
「僕はF1に上がる前にプレイステーションではいつもマクラーレンのキミを選んでプレイしていたよ。(F1ドライバーになった)自分を想像しながらね」とハミルトンは語った。
「そして、最初にマクラーレンでF1のテストをした時、キミのセットアップだったことを覚えている」
「昨日の事のように覚えているし、素晴らしい経験だった。僕たちのドライビングスタイルは似ていると思ったから最高だったね。その結果、僕は彼が当時使用していたセットアップをかなり快適だと感じていたんだ」
「彼は信じられないほどのキャリアを持ち、彼のような偉大なフィンランド人と戦うことは本当に名誉だった...僕は彼をすごく尊敬しているし、彼と一緒にレースができることを楽しんでいるよ」。
F1ハイブリッド時代に入った最初の2014年、キミ・ライコネンは12位に終わり、2001年にザウバーでデビューした10位よりもランキングが低い成績で終えた。しかし、現在はランキング3位につけており、フェラーリに復帰して以来、最も成功したシーズンを戦っている。
F1イタリアGPでは、ポールポジションを獲得し、レースでも2位に入賞。ライコネンはF1タイトルを獲得した時と同じ感覚でドライブしていたと感じていた話していた。