ホンダF1田辺豊治(テクニカルディレクター)が、F1イタリアGP決勝レースを次のように振り返った。
●【画像:決勝レース結果】2018年F1第14戦イタリアGP決勝レースのタイム差、周回数、ピットイン回数
■田辺豊治(ホンダF1テクニカルディレクター)
「今日はトロロッソにとってのホームレースでしたが、不運な接触により残念な結果となりました。
ハートレーはスタート直後にザウバーのマシンに接触し、リタイアせざるを得ませんでした。
また、ガスリーもセーフティカーがいなくなったあとにオーバーテイクを試みた際、マクラーレンのマシンに接触しました。それによりマシンのバランスが大きく崩れ、その後はペースを上げられない状況でした。
昨日の予選で力強いパフォーマンスを見せていただけに、それを決勝で見せられず、非常に残念です。
いいかたちでヨーロッパラウンドを締めくくることはできませんでしたが、次はテクニカルサーキットが舞台となるシンガポールGPです。ここ2戦続いた高速サーキットとは異なり、我々のマシン特性に合ったトラックだと思いますし、気持ちを切り替え、確実にポイントを獲得するために準備を進めます」