NEXT...F1開催スケジュール

【FP3レポート】トップのベッテルにハミルトンが僅差で続く ホンダは12番手/F1イタリアGP

2018年09月01日(土)20:23 pm

2018年F1第14戦イタリアGPが9月1日(土)、モンツァ・サーキット(全長5.793km)で2日目を迎え、現地時間12時(日本時間19時)から行われたフリー走行3回目でフェラーリのセバスチャン・ベッテルがトップに立った。

●【FP3結果】2018年F1第14戦イタリアGPフリー走行3回目のタイム差、周回数

セッション開始前に降った雨によりところどころまだ湿った個所が残る状態ながら、フリー走行3回目セッションが開始されるころには路面もかなり改善されており、ドライタイヤでの走行が可能な状態となっていた。

それでもセッション前半は様子を見るドライバーが多く、全ドライバーのタイムが出そろったのは60分間のセッションが折り返し点を迎えたころだった。

この時点ではメルセデスのルイス・ハミルトンがトップに立ち、それにフェラーリのキミ・ライコネンとベッテルが続き、その下にマックス・フェルスタッペン(レッドブル)、バルテリ・ボッタス(メルセデスAMG)、ダニエル・リカルド(レッドブル)のトップ3チーム勢が順当にトップ6を形成した。

セッションが後半に入ると、ドライバーたちがモンツァに持ち込まれたドライタイヤの中で一番軟らかいコンパウンドのスーパーソフトタイヤで予選シミュレーションを開始。セッション開始から40分ほどが経過したところでベッテルがトップタイムを刻むとそれにライコネンが続きフェラーリが1-2体制を形成する。

しかし、セッションの残り時間が10分ほどになったところでハミルトンがフェラーリ勢に割って入る2番手タイムをマーク。ハミルトンは最終的にベッテルとのギャップを0.081秒にまで短縮した。

セッション終了まであとわずかとなったところでハースのケビン・マグヌッセンとフォース・インディアのエステバン・オコンがトップ3チームの牙城を切り崩してそれぞれ6番手7番手に浮上。このレースで年間規定数を超えるパワーユニットを投入してグリッド降格を受けることが決まっているリカルドは8番手でセッションを終えることになった。

9番手には好調ザウバーのシャルル・ルクレール、10番手にはハースのロマン・グロージャンが続いた。

トロロッソ・ホンダ勢はピエール・ガスリーが12番手につけたものの、チームメートのブレンドン・ハートレーはうまくラップをまとめることができず最下位の20番手で予選前最後のセッションを終えている。

■フリー走行3回目トップ10ドライバー

トップ/セバスチャン・ベッテル(フェラーリ) 1:20.509
2番手/ルイス・ハミルトン(メルセデス) 1:20.590
3番手/キミ・ライコネン(フェラーリ) 1:20.682
4番手/バルテリ・ボッタス(メルセデス) 1:21.112
5番手/マックス・フェルスタッペン(レッドブル) 1:21.388
6番手/ケビン・マグヌッセン(ハース) 1:22.011
7番手/エステバン・オコン(フォース・インディア) 1:22.055
8番手/ダニエル・リカルド(レッドブル) 1:22.310
9番手/シャルル・ルクレール(ザウバー) 1:22.313
10番手/ロマン・グロージャン(ハース) 1:22.357

F1イタリアGP予選は、このあと日本時間22時にスタートする。

前後の記事
最新ニュースをもっと見る  >
TopNewsの最新ニュースが読めるよ!
facebookフォロー Twitterフォロー RSSでチェック