トロロッソ・ホンダがF1ベルギーGP初日を次のように振り返った。
●【画像:FP2結果】2018年F1第13戦ベルギーGPフリー走行2回目のタイム差、周回数
■シーズン後半の初戦
サマーブレイクを終え、シーズン後半の初戦となる第13戦ベルギーGPが、スパ・フランコルシャンで幕を開けた。
スパ・フランコルシャンは年間カレンダーで最長となる1周7.004kmというコースレイアウトと、「オー・ルージュ」と呼ばれる急激な登りコーナーに代表される高速セクションが特徴のサーキットだ。暖かい日差しに恵まれた前日の準備日から一転、気温が上がらないコンディションの中で、P1とP2が行われた。
■フリー走行1回目
午前11時、ときおり晴れ間がのぞくものの、気温15℃で迎えたP1で、レッドブル・トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリー、ブレンドン・ハートレーは、ともにソフトタイヤで走行をスタート。
2セット目もソフトタイヤでマシンのセッティングを進め、プラクティスでのプログラムを順調に消化。ガスリーは25周を周回し1分46秒300のタイムで11番手、ハートレーは23周を周回し1分46秒932で15番手につけた。
■フリー走行2回目
午後3時からのP2も気温17℃、路面温度は27℃と低い温度のコンディションでセッションがスタート。ガスリーはソフトタイヤで、ハートレーはミディアムタイヤで走行を開始した。
その後、2台はウルトラソフトタイヤに替えてコースインし、アタックシミュレーションを実施。長いコース、ところどころトラフィックの影響もあって、なかなか1周をうまくまとめきることが難しい状況だったが、ガスリーは1分46秒080、ハートレーは1分46秒337とP1のベストタイムを更新。
セッション後半には、ガスリーがソフトタイヤ、ハートレーがスーパーソフトタイヤでロングラン走行を行った。
セッション終盤にはハートレーがミディアムタイヤに履き替えての走行も行い、各タイヤでのプログラムを予定通りこなして終了した。プラクティス中のタイム差は僅差となっており、ガスリーが15番手、ハートレーは17番手に終わっている。