トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーが、スパ・フランコルシャン・サーキットで行われる2018年F1第13戦ベルギーGP(26日決勝)に向けて次のようにコメントした。(ホンダ公式サイトより)
■ピエール・ガスリー
「休み期間中は、仲のいい友人や家族とゆっくり時間を過ごすことができました。その最中に2019年シーズンにレッドブル・レーシングからF1に参戦することが決まったと聞いて、僕にとって最高の夏休みになりました」
「ダニエル・リカルドがチームを去るというニュースを友達と見た数日後にヘルムート・マルコ(レッドブル/モータースポーツアドバイザー)から電話があって、リカルドの後任に僕が決まったと知らされたんです。本当にうれしいですし、とても興奮しています。2013年にレッドブルのプログラムに加わってから、ずっと夢見ていたことがついに実現したわけですからね。まだ今シーズンは残り9レースがあるので、F1参戦のチャンスをくれたトロロッソのために、全力を尽くしていきたいと思っています。できるだけ高い順位でシーズンを終えたいですね」
「ギリシャへ旅行に行ってからフランスに戻ったあとは、シーズンの残り期間に向けての充電をしていました。友達とサーフィンやウェイクボード、サッカーをしながら太陽と海を存分に楽しむことができました。ハンガリーGPが終わったあとは数日、トレーニングをしない日もありましたが、その後からあまり無理しないようにまたトレーニングを始めていて、先週からはかなり本格的に追い込んでいます。残り9レースに向けて、万全の体調で臨みたいですからね」
「スパは僕の一番好きなサーキットです。どのカテゴリーで走っていても本当に大好きだと思えるぐらいで、すばらしいトラックだと思います。ダウンフォースが増したF1マシンで走るのが楽しみです。残りのシーズンの幕開けをスパで迎えられるのはすばらしいことです。ここでは2016年のGP2シリーズ、それ以前のフォーミュラ・ルノー3.5でも優勝したことがあり、いい結果を残してきています。シミュレーターでは何度か走っていて、データ上は僕たちにとって厳しい戦いになることが予想されていますが、チャンスを逃さず戦えるよう、ベストを尽くすつもりです」
「3週間ぶりにF1マシンのハンドルを握るのが今から待ちきれません。正直、夏休み中もずっとレースのことが頭から離れませんでした。競争する感覚が恋しかったですね。友達とスポーツをして遊ぶときも、必ず何か競争になる要素を入れようとしていましたから(笑)。競争が僕のモチベーションを高めてくれるんだと思います。レースウイークが始まるのが待ちきれません!」