セルジオ・ペレス(フォース・インディア)が、ルノーからオファーを受けたもののそれを断っていたことを明らかにした。
ルノーはその後レッドブルとの契約が今季で切れるダニエル・リカルドの獲得を発表。これによりルノーはリカルドとニコ・ヒュルケンベルグというラインアップで2019年シーズンに臨むことになる。
だが、ペレスは自分がルノーの一員となる可能性もあったのだと『Fox(フォックス)』に語り、次のように付け加えた。
「フェラーリやメルセデスにいくチャンスがなければ、僕はフォース・インディアが非常に興味深い選択肢だと思うからね」
フォース・インディアは裁判所から破産宣告が下され、その後ランス・ストロール(ウィリアムズ)の父親であるローレンス・ストロールが中心となる投資家グループがチームを買収することが明らかとなっている。
そして、数日中には28歳のペレスが新生フォース・インディアと新たな契約を結ぶことになると考えられている。
「僕はルノーと契約しなかったことを後悔してなどいないよ。だって僕は過去2年にわたってトップ3チーム以外では最高順位だったからね。チームとしても僕たちはコンストラクターズ選手権においてルノーの上にいたんだ」
そう語ったペレスは、フォース・インディアとの新契約締結について質問されると次のように答えた。
「あと数日もしくは数週間の問題だね。契約は目の前だよ。チームの情勢が明確にされることが必要なだけさ」と答え、次のように付け加えた。
「このチームは複雑な状況のもとで歩んでいる。だけど幸いに安定が保障されるだけの投資が行われたことで400人の従業員たちはみんな路頭に迷わずにすむよ」