肺の移植手術を受けたニキ・ラウダだが、その後順調に回復しているようだ。
メルセデスF1チームの非常勤会長を務める伝説的元F1ドライバーのラウダは7月にスイスで肺の移植手術を受け、今もなおウイーンにある病院に入院中だ。
「彼は気分がよくて非常によく話をする日もあれば、そうではない日もある」
ラウダの母国オーストリアの『Osterreich(エステルライヒ)』にそう語った担当医師のひとりは次のように続けている。
「彼は想像しうる最高の患者だよ」
「彼は積極的に理学療法に取り組んでいるし、呼吸や筋肉のトレーニングに努めている。我々は彼の回復に機嫌をよくしているよ」
これまでに伝えられた情報によれば、現役時代に3回F1チャンピオンに輝いたラウダは、少なくとも今シーズンはF1レースにその姿を見せることは無理だと考えられている。