アストンマーチン・レッドブル・レーシングが、ピエール・ガスリー(22歳、トロロッソ・ホンダ)が2019年シーズンからレッドブルへ移籍すると発表した。チームメートはマックス・フェルスタッペン(20歳)だ。
来季ルノーへ移籍するダニエル・リカルドの後任候補としてはカルロス・サインツも有力候補の一人としてあがっていたが、先日マクラーレンへの移籍を発表。最有力候補としてピエール・ガスリーの昇格が噂されていた。
ピエール・ガスリーは、2017年シーズン中のF1マレーシアGPからトロロッソでF1デビューを飾っており、F1フル参戦は今年が初めてだ。しかしながらシーズン前半を終えた段階で、F1バーレーンGPで4位入賞、さらにF1モナコGPでは7位、F1ハンガリーGPでは6位と計3度のトップ10フィニッシュを果たしている。
■ピエール・ガスリーの経歴
ピエール・ガスリーは、2011年からフランスF4選手権に参戦、その翌年にはフォーミュラ・ルノー 2.0へ参戦して2年目の2013年にチャンピオンを獲得。
2014年からレッドブル・ジュニアプログラムに加入し、アーデンモータースポーツからフォーミュラ・ルノー3.5に出場し、2015年にはGP2(現FIA F2)に参戦しながらF1レッドブル・レーシングチームのリザーブドライバーに就任。
2016年はプレマ・レーシングに所属しながらGP2に参戦、チャンピオンを獲得した。
2017年は日本のスーパーフォーミュラに参戦して年間2位となり、シーズン途中からトロロッソでF1デビューを果たした。