フェルナンド・アロンソが2019年のF1に参戦しないと発表した。大黒柱を失うマクラーレンのドライバーラインアップはどうなるのか?
マクラーレンが発表した声明には、「2019年のF1に参戦しない」という表記がされ、「引退」という文字は一つもなく、レーシングドライバーとしての引退を意味する「ヘルメットを置く」という言葉もなかった。つまり、2020年にはF1で走る可能性を残しているのだ。
気になるマクラーレンのドライバーラインアップだが、選択肢は2つだろう。ストフェル・バンドーンを残留させてもう一人を乗せるか、または2名とも新しくするか、だ。
しかし、どちらのシナリオでも「誰が」乗るのだろうか?育成ドライバーで評価の高いランド・ノリスを昇格させるか、レッドブルからルノーへレンタル移籍中のカルロス・サインツ(現ルノー)を獲得するのか?あるいは元マクラーレンドライバーのキミ・ライコネン(現フェラーリ)の電撃移籍はあるのか?
ひとつだけ確かなことがあるのは、アロンソが動いたことでドライバー移籍市場は再び活性化しており、現時点では多くのドライバーに可能性があるということだ。
今のところアロンソとマクラーレンは残り9レースを戦うことになっており、どちらも更なる高みを目指している。