F1最高責任者のチェイス・キャリーが、ミハエル・シューマッハの息子がF1に昇格してくることを期待していると語った。
7度F1チャンピオンに輝いた伝説的元F1ドライバーの息子である19歳のミック・シューマッハは今年ヨーロッパF3で2年目のシーズンを迎えている。
ミックは7月末にスパ・フランコルシャンで行われたラウンド5において初優勝を飾り、ポイントランキングは現在8番手につけている。
ミックがF1に昇格を果たすのは望ましいことだと考えているかと質問されたキャリーは、ドイツの『Bild am Sonntag(ビルト・アム・ゾンターク)』に次のように答えた。
「もちろん、それは素晴らしいニュースになるだろう」
「ミハエル・シューマッハはF1チャンピオンとして今もユニークな存在だ。今も、そして今後も我々のスポーツの象徴であり続けるだろう」
「だが、そのことにかかわらず、我々は優秀な若手ドライバーたちがF1にもっと簡単に昇格できるようにしたいと思っている。そしてミックがF1にくれば、それはもちろん特別なものになるだろう」
そう語ったキャリーは次のように付け加えている。
「そうすれば、非常にユニークな形で多くのファンの心に訴えかけるだろうからね」