肺の移植手術を受けたニキ・ラウダ(メルセデスF1/非常勤会長)が順調に回復に向かっているようだ。
先週、体調を崩したと伝えられていたラウダが本当は肺の移植手術を受け、その後昏睡状態に置かれていたことが明らかとなった。
だが、ドイツの『Bild(ビルト)』紙は、ラウダの担当医師のコメントを引用し、現在はラウダの意識も戻り、安定した状態となったために人工呼吸装置も外されたと報じている。
同記事によれば、69歳のラウダに移植された新しい肺もうまく機能しているという。
「我々は経過に非常に満足している」
そう語った担当医師は次のように付け加えている。
「ニキよりも強いファイターなど想像もつかないよ」