今季F2シリーズに参戦しながらマクラーレンのリザーブドライバーを務めているランド・ノリスが、2019年に自分がF1デビューできるかどうかはチーム、そしてフェルナンド・アロンソの判断次第だと語った。
「理想は、来年マクラーレンで走ることだね」
スペインの『Marca(マルカ)』にそう語った18歳のノリスは次のように付け加えた。
「それが完ぺきなシナリオだけど、決めるのは僕じゃないからね。ボスたちとフェルナンド(アロンソ)がどういう決断をするか次第だよ」
現時点ではアロンソはまだ2019年の計画を明らかにしていない。
だが、通算3回目のF1ドライバーズタイトル獲得を望むことが難しい状況となっている37歳のアロンソは、インディ500での勝利を目指して2019年にはインディカーに移籍することを考えているようだと言われている。
イギリス出身ドライバーであるノリスは、こうした状況について次のように続けた。
「どうなるか予想するのはすごく難しいよ。フェルナンドが来季どうしたいと思っているのかなんて誰にも分からないしね」
「F1の世界に身を置いていられるのはすごくうれしいけれど、フリー走行を担当できるなど運転できる機会が増えればもっといいだろうな」
7月31日(火)と8月1日(水)の2日間にわたってハンガロリンクで行われたF1公式シーズン内テストでマクラーレンの2018年型車MCL33のステアリングを握ったノリスは次のように付け加えた。
「みんなが決断し始めるまでは、僕には何と言っていいか分からないよ」