トロロッソ・ホンダのフランツ・トスト代表がF1インシーズンテスト2日目を次のように振り返った。
■フランツ・トスト代表(トロロッソ・ホンダ)
「カバーすべき多くの項目がありましたし、この2日間はトロロッソ・ホンダにとって非常に大切なテストになると思って臨みました。
エアロだけでなく、シャシーのメカニカル面にもフォーカスしたプログラムでしたが、通常のチームのテスト用マシンに加え、ピレリのタイヤテストを行うマシンも走らせるという部分で、いつもとは違ったテストになりました。
昨日一日でメカニカル面でのテストのほとんどを消化することができたので、今日はゲラエルとエアロ関連のテストを行いました。
また、ピレリのタイヤテストについては、昨日109周を走行したゲラエルに代わり、今日はハートレーとガスリーが分担してテストプログラムを実施しました。
チームのテスト用マシンは、2日間合計で248周を走行し、予定していたプログラムをすべて消化することができました。エアロの開発に取り組んでいたので、燃料を搭載しない状態での予選シミュレーションは実施していません。
ここからの仕事はエンジニアたちに引き継がれ、後半戦でマシンのポテンシャルをフルに引き出すためのデータ分析が行われます。また、今回のテストで得られた結果は、来季のマシン開発にも活用されることになります。
レースメンバーの全員にありがとうと伝えたいですし、ここ数週間は本当にタフでしたので、特にエンジニアやメカニックには感謝をしています。みんながサマーブレイクを楽しんでくれればと思っていますし、十分に充電した形で再度後半戦に臨みたいと思います」。