レッドブルは、ジェームズ・キーがトロロッソの職務から早期にリリースすることはないと主張している。
マクラーレンはハンガリーGP前にジェームズ・キーがテクニカルディレクターとしてチームに加わると発表していた。
しかし、トロロッソのボスであるフランツ・トストは「ジェームズ・キーはチームとの長期契約が有効だ」と述べていた。
トロロッソのオーナーであるレッドブルも、マクラーレンの突然の発表に不満を表明しており、レッドブルのヘルムート・マルコ博士は「我々はジェームズ・キーと数年間の契約を結んでいる」と『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』に語った。
「(マクラーレンのボスである)ザック・ブラウンは、ジェームズ・キーが契約から早期に解放できるかどうか聞いてきた。突然マクラーレンが彼とサインしたという発表を読んだ時には、我々はまだ交渉していたんだ」
マルコは、この動きがマクラーレンに不利に働くだろうと述べている。
「ジェームズ・キー氏がマクラーレンで働くには長い時間待たなければならない」と主張した。
マルコは、交渉が完了する前にマクラーレンが物事を発表したことは、評判が悪くなると述べた。
「これはランド・ノリスの時と同じだった」とマルコは語った。トロロッソは2018年前半にブレンドン・ハートレーの代わりにノリスを乗せることを望んでいた。
「我々は秘密裏に交渉していたが、マクラーレンはノリスを渡したくないと新聞で突然知ったんだ」。