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フォース・インディア共同オーナー、ビジェイ・マリヤの手紙とは? オットマー・サフナウアー「生き残る」

2018年07月28日(土)18:40 pm

フォース・インディアがいよいよ新オーナーにチームを売却する可能性が高まった。

●フォース・インディア、いよいよ消滅か? 破産申請、すでに裁判所の管理下に

既報の通り、裁判所の管理下に置かれたフォース・インディアだが、F1ハンガリーGPには出場できる見通しだ。

■ビジェイ・マリヤの手紙

『BBC』によると、チーム共同オーナーであるビジェイ・マリヤは、「友人宛て」の文書でフォース・インディアのドライバーであるセルジオ・ペレスが裁判所に訴訟を起こしたようだ。

ビジェイ・マリヤによると、チームの運営会社が最大の債権者であり、債務残高は1億5900万ポンド超(約231億円)だといい、管理者とチームの未来を確保するために働くと述べた。チーム買収に興味を示している者は少なくても3人いるようだ。

マリヤの手紙には次のように書かれている。

「当社の持ち株会社は管理者と協力し、チームを管理下から外し、チームを最高値で売却する予定です」

そして、ビジェイ・マリヤとチーム代表代理のボブ・ファーンリーはチームに留まるという。

共同管理者となったFRP Advisory LLPのGeoff Rowley氏は、「チームは今週末のハンガリーGPのレースを含め、通常通り運営を続けます。我々の目標は、チームの未来を確保するためのオプションを評価しながら、いつも通りにビジネスを続けることです」と述べた。

■オットマー・サフナウアー認める

フォース・インディアは「重要な時期」に直面していると認めている。最大の外部債権者はメルセデスで、未払いのエンジン台は約1000万ポンド(約14億5340万円)だという。

最高執行責任者(COO)のオットマー・サフナウアーは、チームへの新たな投資は「差し迫っている」とし、生き残る自信はあると述べている。

共同オーナーのビジェイ・マリヤは、詐欺罪によりインド国内で訴えられていることでイギリスから出ることができないが、ボブ・ファーンリーはハンガリーに来ると予想されている。

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