トロロッソ・ホンダが、F1第12戦ハンガリーGP初日を次のように振り返った。
●【画像:FP2結果】2018年F1第12戦ハンガリーGPフリー走行2回目のタイム差、周回数
■初日の戦略
F1第12戦ハンガリーGPが、ブダペスト郊外のハンガロリンクで幕を開けた。ハンガロリンクは、アップダウンのあるテクニカルなレイアウトが特徴で、2006年にホンダが優勝を遂げた思い出深いサーキット。朝から日差しの強い晴天となった初日の金曜日、P1、P2が行われた。
■フリー走行1回目
午前11時、気温26℃で迎えたP1で、レッドブル・トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリー、ブレンドン・ハートレーともにソフトタイヤ(イエロー)で走行をスタートした。
2セット目も同じくソフトタイヤで、マシンのセッティングを進め、プログラムを順調に消化。最終的にハートレーは32周、ガスリーは30周をこなした。ガスリーは1分19秒352のタイムで11番手、ハートレーは1分19秒841で13番手となった。
■フリー走行2回目
気温30℃、路面温度は46℃にまで上昇した午後3時に、P2がスタートした。
ガスリーはミディアムタイヤ(ホワイト)で、ハートレーはソフトタイヤで走行を開始し、ともに9周を走行しピットイン。
その後、2台はウルトラソフトタイヤ(パープル)に替えてコースインし、アタックシミュレーションを行った。これにより、ガスリーが1分18秒518、ハートレーが1分18秒916とベストラップをマーク。
2台はいったんピットインしたが、その後もウルトラソフトタイヤで走行を続けた。ガスリーはウルトラソフトタイヤで25周を走行し、セッション終盤にはミディアムタイヤに交換。ハートレーはソフトタイヤに交換しロングランを行うなど、2人のドライバーは異なるタイヤでプログラムを消化した。P2ではガスリーが9番手、ハートレーが15番手でセッションを終了している。